個人線量測定機関協議会

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個線協へのご質問・ご要望
最近の個線協の活動としては、次のテーマを重点的に取り上げてきました。
項目にマウスのカーソルを合わせてクリックすると、その項目へジャンプできます。
個人モニタリングサービスの観点から見た平成13年の法令改正に伴う主要な変更点としては、
    @測定すべき線量当量の種類。   
A線量当量限度体系と個人線量の算定方法。
B測定算定記録の集計方法等。
を挙げることができます。
特に個人線量の算定基準や測定算定記録(測定結果報告書等)への記載項目等については、サービス機関による違いがあるとご利用者に混乱をきたすことになるため、《
技術基準の作成及び統一化》等に重点をおきながら、次の事項について協議を進めてきました。


なお、具体的な変更点等については、本ホームページの各種資料・「モニタリングサービスにおける変更点の概要」を参照ください。
また、測定サービス機関としての改正法令への対応については、「医療放射線防護NEWSLETTER」のNo.30とNo.32等にも紹介されています。

測定精度の確認に関する事項については、本試験に係るブラインド照射の実施と測定結果の評価をお願いしている放計協様の協力を得て、試験対象とする放射線の種類や線量域を大幅に広げ、今まで以上に内容の濃い測定精度試験によって各測定サービス機関の信頼性を確認できる体制を整えました。
試験対象とする放射線の種類は、下図のように広げることにより、より広範に測定精度を確認できるようにしました。



なお、新しい体制に基づく測定精度の確認は、平成14年度から運用を開始しました。確認した結果については、毎年度毎に取りまとめておりますので本ホームページの各種資料の試験報告欄をご参照ください。
平成13年の法令改正を機に、個人モニタリングに使用されることの多い積算型線量計を
《管理区域の境界や事業所の境界等の線量測定に利用することが可能》
となり、空間線量測定に関するマニュアル等においても、その利用方法が解説されるようになりました。


個人線量測定に使用する線量計は、正しく使用すれば空間線量を測定することが可能ですが、互いに校正条件等が異なりますのでので、その使用方法には注意が必要となります。
従って、個人線量計を利用した環境モニタリングサービスを皆様に安心してご利用いただけるよう、平成14年度における個線協活動の重点として、空間線量の算定基準等に関する整備・調整を実施しました。
これにつきましては、本ホームページの環境モニタリングサービスをご参照ください。

個線協としては、次の事項に重点をおきながら各種の協議を進める予定です。

(1)個人線量統計データの取り扱いに関する事項
(2)個線協ホームページ内容の充実化に関する事項
(3)水ファントムの導入に基づく線量算出基準の変更に関する事項

(1)個人線量統計データの取り扱い
現在、我が国では
40万人を超える方々が、メンバー各社の個人モニタリングサービスを利用しています。測定サービス機関では、放射線防護状況を知る手掛りの一つになればと考えて、本ホームページの『個人線量に係る統計データ』を公開していますが、国連科学委員会(UNSCEAR)への職業被ばく調査報告をはじめ、各方面にて参照いただくためにその重要度が非常に高くなっています。従って、個線協では、個人情報保護法を遵守しつつ、統計データの集計基準の一元化や職種区分の整備・調整等をさらに進めていく予定です。


(2)個線協ホームページ内容の充実化

先の活動実績で紹介しました精度試験内容の充実化については、既に平成14年度から実施されており、その結果を本ホームページに掲載しています。この結果は、皆様にご利用いただいている個線協メンバー各社の個人モニタリングサービスの精度が、皆様の信頼に応えるべく適正に維持管理され、また時代の要求に応じて向上していることをご理解いただくための重要なデータとなります。従って、これらをお知らせするのに相応しい方法で公表できるよう、計測結果の信頼性表現の国際ルール(GUM:Guide to the expression of uncertainty in measurement)の導入を目指し、具体的な不確かさの表現方法について検討を進めていく予定です。 また、個人線量統計データにつきましても、既に統計データの集計基準の一元化等を図り、そのデータを本ホームページで公表しておりますが、さらに職種区分の検討等を進めていく予定です。



(3)水ファントムの導入に基づく線量算出基準の変更
平成17年12月20日付けで、「JIS Z 4331 個人線量計校正用ファントム」が改定されました。今般のJIS改定により、校正基準として使用する基本的なファントムは、従来のPMMA樹脂ファントムから水ファントムに変更となります。特に数十keV領域のX・γ線においては、他の線種の放射線に比べて両ファントム間における後方散乱線の変化率が大きいため、個人線量計の特性が変化します。従って、個線協各社では、法改正時における対応と同様に、各社統一して基準ファントムの変更に備えるべく各種準備を進めていく予定です。


最終更新日、2014.1